ダイフルカン・ジェネリック150mg(diflucan-generic150mg)は膣や性器の環境を整える効果のある膣カンジダ治療薬です。
効果・効能
- カンジダ属及びクリプトコッカス属による下記感染症
- 真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎
- 造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防
- カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎
使用方法・服用方法
<カンジダ症>
- 通常、成人にはフルコナゾールとして50~100mgを1日1回服用します。
<クリプトコッカス症>
- 通常、成人にはフルコナゾールとして50~200mgを1日1回服用します。
なお、重症又は難治性真菌感染症の場合には、1日量として400mgまで増量できます。
<造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防>
- 成人には、フルコナゾールとして400mgを1日1回服用します。
<カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎>
- 通常、成人にはフルコナゾールとして150mgを1回服用します。
注意事項・副作用
有効成分のフルコナゾールは、服用することでいくつかの副作用が起こることが報告されています。
主な副作用の症状と発症頻度は以下の通りです。
<1%以上>
- AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇
<0.1~1%未満>
- LDH・ビリルビンの上昇、発疹、悪心、しゃっくり、食欲不振、下痢、腹部不快感、腹痛、頭痛、手指のこわばり、BUN・クレアチニンの上昇、乏尿、低カリウム血症、好酸球増多、好中球減少、浮腫、発熱、倦怠感等
<0.1%未満>
- 高血圧、不整脈、異常感覚、下肢痙攣、記憶力低下、興奮、錯乱、思考異常、神経炎、陰茎痛、射精障害、朝立ちの延長、半勃起持続、呼吸障害、鼻閉、咽頭炎等
<頻度不明>
- 黄疸、剥奪性皮膚炎、口渇、嘔吐、消化不良、鼓腸放屁、めまい、傾眠、振戦、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、高血糖、熱感、脱毛、味覚倒錯、副腎機能不全
これらの副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、服用中止等の適切な処置を行うようにしてください。
これら以外にも、服用して副作用を起こすおそれがあります。
服用してなにか気になる症状があれば速やかに医師・薬剤師に相談するようにしてください。
使用禁忌・併用禁忌
<禁忌>
・次の薬剤を投与中の患者:トリアゾラム、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、キニジン、ピモジド、アスナプレビル、ダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル配合錠
・本剤に対して過敏症の既往歴のある患者
・妊婦又は妊娠している可能性のある患者
<併用禁忌>
・トリアゾラム(ハルシオン等)
・エルゴタミン(クリアミン配合錠)、ジヒドロエルゴタミン(ジヒデルゴット等)
・キニジン(硫酸キニジン)、ピモジド(オーラップ)
・アスナプレビル(スンベプラ)、ダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル配合錠(ジメンシー配合錠)
メーカー
シプラ(Cipla)
ダイフルカン・ジェネリック Diflucan-Generic 150mg に対するレビュー1件