ヤミニLSはルピン社が開発した月経困難症の治療薬です。ホルモンの含有量が少ない第4世代一相性の超低用量ピルで、ヤーズのジェネリック医薬品です。
効果・効能
・避妊
・月経困難症の改善
作用機序
・ヤミニLSを毎日服用することで排卵を抑え、子宮内膜を薄くする作用があります。その結果、痛みの元となる物質の産生が抑えらるため、生理痛の軽減や経血量の減少、生理周期を安定させ月経困難症を改善します。
・子宮頚管粘液の性状の変化により精子の子宮内侵入を抑え、子宮内膜の変化により、受精卵の着床を抑えることで避妊薬としての効果も期待できます。
使用方法・服用方法(飲み方)
1日1錠を毎日同じ時間帯に服用 生理開始から24時間以内に服用し、生理開始日を1シートの1日目として、シートに記載されている1番から順番に24日間連続服用してください。
24日間連続服用後、4日間の休薬期間を取ってください。
24日間の服用と4日間の休薬期間の計28日を1周期の服薬スケジュールとし服用してください。
29日目以降は新しいシートの1から順番に継続服用してください。
注意事項・副作用
注意
ヤミニLSは安全性の高い超低用量ピルですが、血栓症には注意が必要です。
血栓症になりやすい方は服用ができません。詳しくは医師にご確認ください。
副作用
悪心、頭痛、嘔吐、不正子宮出血など。
適応症状
・妊娠を望まない方
・生理痛、生理不順などでお悩みの方
・月経前症候群(PMS)を改善したい方
・ホルモンバランスを整えたい方
・ニキビ、吹き出物を改善したい方
併用注意
併用注意薬は、ヤミニLSと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。
・副腎皮質ホルモン、三環系抗うつ剤、セレギリン塩酸塩 これらの薬の代謝を抑える恐れがあります。
・テオフェリン、チザニジン塩酸塩 これらの薬の代謝酵素(CYP1A2)を阻害する恐れがあります。
・血糖降下剤 耐糖能を低下させ、血糖降下剤の効果を弱める恐れがあります。
・HIVプロテアーゼ阻害薬、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤 エチニルエストラジオールのAUCが減少する恐れがあります。
・ラモトリギン、モルヒネ、サリチル酸系抗炎症薬 これらの薬のグルクロン酸抱合を促す恐れがあります。
・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 この食品は薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促す恐れがあります。
併用禁忌
併用禁忌薬は、ヤミニLSと相性が悪く一緒に飲み合せすることができないお薬です。
・オムビタスピル水和物
・パリタプレピル水和物
・リトナピル配合剤
保管方法
・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
・小さな子の手が届かない場所に保管してください。
・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。
・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。
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